<画像:Back to the Future_1>
画像引用:https://www.imdb.com/title/tt0088763/mediaviewer/rm3229519617?ref_=tt_mv_prev
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の、あらすじとネタバレをご紹介します。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」については色んなサイトで解説されているので、今更感はあるでしょう。
でも今回紹介するのは、どこのサイトでも取り扱っていないものです。
今まで知らなかった「バック・トゥ・ザ・フューチャー」について、深く掘り下げてみました。
■「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の登場人物紹介
バックトゥザフューチャー、描きたいキャラ多過ぎて終わらないですね pic.twitter.com/W9TA8nta9X
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) December 29, 2016
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」には、魅力的な登場人物がたくさん登場します。
・マーティ・マクフライ
スケボーが大好きな高校生。ひょんなことから1985年から1955年へタイムスリップしてしまう。
・エメット・ブラウン(ドク)
タイムマシンであるデロリアンの生みの親。マーティに協力する。
・ビフ・タネン
マーティやジョージに、なにかとちょっかいを出す。ガキ大将。
・ロレイン・ベインズ・マクフライ
マーティの母親。
・ジョージ・マクフライ
マーティの父親。
■「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のネタバレ内容紹介
Back To The Future (1985)
— 𝙎𝙪𝙖𝙢𝙖 (@suama_movie) June 12, 2020
やっぱ何回観ても飽きないし最高!
50’s の雰囲気ほんと好き
来週のPart2も楽しみ!#バック・トゥ・ザ・フューチャー pic.twitter.com/aBhqkyWuNU
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の話は有名で、既に知っているという方も多いはず。
でも“おさらい”として、簡単に内容を紹介します。
・起:1985年から1955年の世界へ
高校生マーティ・マックフライは、友人の発明家ドクが発明したタイムマシンデロリアンで、1985年から1955年へタイムスリップしてしまいます。
・承:高校生時代の両親と遭遇!
1955年世界へ来てしまったマーティは、高校時代の両親と再会。
高校時代の母親ロレインに惚れられてしまい、自分自身の存在が消滅する危機に直面します。
・転:1955年から1985年へ!バック・トゥ・ザ・フューチャー!
ドクは雷でデロリアンにエネルギーを送り、マーティを1955年から1985年に戻すのでした。
・結:少しだけ変わった1985年!そして再び未来へ
1985年に戻ることができたマーティ。
周りは少しだけ変わっていました。
そしてマーティに前に、デロリアンが登場!
マーティ・ドク、そしてマーティの恋人ジェニファーの3人で、未来へと旅立つのでした。
■誰も知らない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の裏側
#実は最初はそうじゃなかったこと
— とてお (@TottenMotten) June 29, 2019
バックトゥザフューチャーのタイムマシンは最初は冷蔵庫を改造したものにする予定だったが、子供がマネして危ないとのことでデロリアンに変更になった。
そのままの案だったらアレだけの名作にならなかったかもしれないですね~😅 pic.twitter.com/MpEEsVSkvN
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の裏側は、多くのサイトで既に語られています。
しかし、まだ語られていない事実があったらどうしますか?
「デロリアンは冷蔵庫になる予定だった」なんて、今更語るまでもないでしょう。
では、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の話の元になったのが、一冊の卒業アルバムだった話はどうでしょうか?
少なくとも某有名百科事典的なサイトには、掲載されていません。
誰も知らない「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の裏側について、深く深く掘り下げてみました。
・元になったのは脚本家の実家にあった卒業アルバム
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の物語のアイデアは、脚本家のボブ・ゲイルが父親の卒業アルバムを見て、“もし親父と同級生だったら友達になれただろうか?”と考えたことから生まれたそうです。
— 言語の壁 (@gengonokabe) June 13, 2020
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、地下室に卒業アルバムがなかったら生まれてなかったかもしれません。
ロバート・ゼメキスが映画制作に乗り出したのは、脚本家ボブ・ゲイルにかけられた言葉でした。
ボブ・ゲイルが、ミズリーにある実家に戻った時のこと。
地下室で父親の高校の卒業アルバムを発見します。
そして卒業アルバムから、父親が卒業生総代だったことを初めて知りました。
卒業生総代は、学年でトップの成績を収めた人でしかなることは出来ません。
つまり彼の父親は、超がつくほどの優等生だったのです。
ボブ・ゲイルは考えます。
「優等生の父親と僕が仮に同級生だとしたら、友達になることができるのだろうか?」と。
その問いを耳にしたのが、監督のロバート・ゼメキスでした。
ボブ・ゲイルが実家で卒業アルバムを見つけてなければ、名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は誕生していなかったかもしれません。
・未来に戻す方法は核爆発!?
当初のクライマックスは、核実験場に行き核爆発を利用してタイムスリップをする予定だったが、100万ドルの撮影費用が必要と試算されて予算の都合から断念されたんだけど、新しいアイデアで雷にしたら格段に良いシーンが撮れって裏話があるんだよね。
— 一寸法師 (@Fe26aster) June 12, 2020
#バック・トゥ・ザ・フューチャー
偶然にも過去に行っちゃったマーティが未来へ戻る方法として、核爆発させる案が出ていました。
ドグはその昔、マンハッタン計画(核兵器開発)に加わっていたという設定でした。
だから核爆発で未来に帰る話が出るのは、自然の流れと言えるでしょう。
実際に核実験施設へ赴くシーンも、考えられていたそうです。
しかし核実験施設へ赴くシーンを撮影するには、莫大なお金が必要となります。
いくらハリウッド映画とはいえ、湯水のようにお金を使うことはできないのです。
お金をなるべく使わずに、未来へ帰る方法はないものでしょうか?
結論として導かれたのが、雷でした。
雷で未来へ帰ることにすれば、核実験施設へ撮影する場合と比べてもお金はかかりません。
しかも時計台と一緒にスクリーンに収めれば、「時間」というテーマがより鮮明になります。
・マイケル・J・フォックスの撮影当時の睡眠時間は1日2時間
マイケルJフォックスは
— HeyZAN-ロボを描く豚-PARZIVAL (@heyhey_heyzan) June 12, 2020
当時TVのコメディショーで売れっ子で撮影中の睡眠時間1時間とか2時間とかだったんだよなあ#金ロー #バック・トゥ・ザ・フューチャー
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」撮影時、主演のマイケル・J・フォックスの睡眠時間は2時間しかなかったそうです。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主演を選ぶ際、第一候補としてあがったのがマイケル・J・フォックスでした。
しかし、彼は当時TVドラマにてメインで出演中。
ドラマ撮影と同時進行で映画撮影に取り組むのは、物理的に無理な話です。
映画製作者側は、マイケル・J・フォックスとは別の俳優、エリック・ストルツを主役に置きます。
エリック・ストルツは実力派俳優で、2020現在も活躍しています。
しかし「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が求めていた俳優とは、違っていました。
そこで再度、マイケル・J・フォックスにオファー。
本人は「睡眠時間を削ってでも出演したい」と承諾。
そのまま撮影へと入りました。
1日の睡眠時間はわずか2時間。
本人の体力と精神は限界に近い状態です。
それでもマイケル・J・フォックスは、映画出演に大満足。
彼の代表作となりました。
・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は監督生命をかけた作品だった!?
ロバート・ゼメキス監督は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の最初の試写会を振り返り「何か特別だと気づいた。観客はものすごく喜んでくれた。僕たちの予想を驚くほど越えていた。そのときまでは、誰もこうなるとは思っていなかった」という趣旨のコメントを残したそう。 pic.twitter.com/KijuQCMDzo
— 内田 涼 (@uchidaryo_eiga) June 9, 2020
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」がもし成功しなかったら、ロバート・ゼメキスという偉大な監督は存在していなかったかもしれません。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の脚本が仕上がると、色んな映画会社に売り込みをかけました。
しかしどこの映画会社も、制作に応じてくれませんでした。
母親と息子の恋愛話に、難色を示していたのです。
しかも当時のロバート・ゼメキスの評価は、悪い方向へ傾いていました。
もし次制作する映画がヒットしなかったら、監督業は廃業です。
「ロマンシング・ストーン」でヒットした実績はあったものの、監督して続けられるかどうかは微妙な立場でした。
そんな中で製作されたのが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」!
もしも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が成功しなかったら、名作「フォレスト・ガンプ/一期一会」や「キャスト・アウェイ」も誕生しなかったことでしょう。
■「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のまとめ

画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=iycim_HB6kM
今回記事制作にあたり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の制作にあたっていた方のインタビューを参考にしております。
映画公開から30年以上経っても愛されている理由は、制作陣の努力によるものでしょう。
何回見てもワクワクドキドキする映画の代表格こそが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なのです。