(出典:https://video.dmkt-sp.jp/ti/10014009/referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F)
無線機から聞こえたのは、亡くなったはずの父親の声でした。
オーロラがきっかけとなり、時を超えた親子が再会します。
2000年に公開された映画「オーロラの彼方へ」の、ネタバレありあらすじを紹介。
家族って良いものだと、改めて思える映画となっています。
■登場人物の紹介
父の日の映画と言ったら、ある日オーロラの出る夜、火事で死んだ筈の父親と時空を超えて過去と無線が繋がってしまう、ジェームズ・カーヴィゼル、デニス・クエイドの『オーロラの彼方へ』をですね…是非ですね… #父の日 #父の日映画 pic.twitter.com/Opwg4Ykkqw
— ミムさん (@BK36RA) June 17, 2018
ジョン・サリヴァン
1999年時点で36歳。殺人事件を担当する刑事です。
30年経っても、父親の死に深い傷を負っています。通称「チビ隊長」。
フランク・サリヴァン
ジョンの無線相手。
彼の正体はジョンの父親で、消防士。1969年に火災事故で死亡してしまいます。
ジュリア・サリヴァン
ジョンの母親。看護師として勤務。
未来が変わった世界で、殺人事件の被害者になってしまいました。
■無線とオーロラが起こした奇跡!「オーロラの彼方へ」の内容紹介
『オーロラの彼方へ』2000(米)
— ぃまゆりりりり (@SkyTea_77) September 22, 2018
異常にも美しいオーロラが現れた夜。彼が交信したのは30年前に殉職した消防士の父親だった。そこで父親を救うが当然タイムパラドックスが起こり今度は母親が殺される。
家族愛もあるサスペンス色の強いSFファンタジーで、過去改変の時の演出が良い#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5E8iUi2hIW
1999年ニューヨークに、突如発生したオーロラ。
30年ぶりの現象です。
オーロラがもたらしたのは、父と子の奇跡の物語でした。
起:オーロラが出た日

出典:https://www.imdb.com/title/tt0186151/mediaviewer/rm945726465/
警察官のジョン・サリヴァンは、古い無線機を発見します。
火災事故で亡くなった父親が愛用していた、無線機でした。
無線機から聞こえてきたのは、懐かしさを覚える優しい男の声。
男は、30年前に開催された野球の試合を「これから起きる未来」として語りだしました。
男の名前は、1969年にいるフランク・サリヴァン。
30年前に倉庫火災事故で亡くなった、ジョンの父親でした。
フランクにとって、30年前の試合は未来に起きる話です。
承:時を超えた親子の再会!
『オーロラの彼方へ』
— アークロイヤル777 (@ark_royal) September 27, 2020
30年前の父と無線で繋がることができた主人公は無線を通じて父にアドバイスし過去を変えていく…
死んでしまった父と再会したいという主人公の切ない思いが伝わってくる。でも物語はどんどん違う方向へ進んでいき後半はサスペンス。
時を超えて通じ合う親子の愛にジーンときた。 pic.twitter.com/2KtUzkAmNl
ジョン「息子」と名乗り、翌日に発生する倉庫火災に気をつけるように説得します。
当然ながら、フランクは信じません。
ところが翌日、ジョンの言うとおりに倉庫火災が発生!
消防士のフランクは救命活動を続けるも、絶体絶命のピンチに陥りました。
フランクを救ったのは、1999年にいる息子です。彼は見事に生還しました。
その日の夜、フランクは30年後の世界にいる息子にコンタクトを取ります。
時を越えて30年ぶりに再会する父と息子。
1999年のジョンは、父親の優しい声を聞いて涙をこぼしました。
転:ナイチンゲール殺人事件
『オーロラの彼方へ』
— にぎりめし (@meshi_wo_nigiru) April 9, 2017
神秘的なSF要素と重厚なサスペンス要素の融合。NYにオーロラが現れた夜、父と息子の「声」が30年の時を越える。無線機を通し確認される親子の絆に胸を打たれ、"ナイチンゲール連続殺人事件"を巡るスリリングな展開には呼吸を忘れる。設定がフルに活かされてて良かった。 pic.twitter.com/fAn6Sa1gEe
刑事のジョンが担当していたのは、ナイチンゲール殺人事件です。
30年前から次々と看護師が殺害。犯人はまだ捕まっていません。
ナイチンゲール殺人事件の被害者に、母親のジュリアが加わってしまいました。
フランクが生き残ったことにより、代わりにジュリアが犠牲になったのです。
ジョンとフランクはジュリアを守るため、時空を越えた共同捜査を開始。
トラブルはあったものの、ようやく犯人を探し出すことができました。
犯人の名前は、ジャック・シェパード。
本来なら医療事故で亡くなっていたはずですが、ジュリアの働きにより生き残っていたのです。
結:I’m still here Chief
自身の犯行を知られたジャック・シェパードは、サリヴァン家に侵入。
フランクを拘束した後に、ジュリアの寝室へ忍び込みました。
フランクは機転を利かせ、ライフル銃でジャックの手を吹き飛ばします。
1999年には、ジョンがジャックに襲われていました。
絶体絶命の中救ったのは、30年年老いた父親のフランク。
「I’m still here, Chief(私はここにいるぞ隊長)」とフランク。
30年ぶりの対面再会を果たした親子は、熱い抱擁を交わしました。
空に浮かんでいたオーロラは消滅し、1969年に交信することはできません。
たとえ過去に交信しなくても、家族とはいつでも会えます。
サリヴァン一家は誰1人欠けることなく、平和に草野球を楽しむのでした。
■「オーロラの彼方へ」の裏話!
・正に命がけ!火事シーンの裏側!
今日は4月9日。俳優デニス・クエイドの誕生日。『ヤング・ゼネレーション』、『ライトスタッフ』、
— キネマ310 (@44jXXoSNsXzAp8C) April 8, 2020
『バンテージ・ポイント』等に出演する実力派。先日観た『オーロラの彼方へ』のお父さん役も、とても良かったです。今日も良い1日を。 pic.twitter.com/2KjjYHuqyb
映画前半で繰り広げられる火災シーンで、フランク役のデニス・クエイドは16針縫う怪我を負ってしまいました。
怪我の原因は、ノーヘルだったからと思われます。
フランクは倉庫から脱出する際、窓からヘルメットを投げました。
もしもヘルメットを脱がなければ、怪我は防げたかもしれません。
ちなみに、火災事故シーンに登場したエキストラ消防士は、全員本物の消防士です。
・出演者の本当の年齢は?母親は息子よりも年下!?
オーロラの彼方へを見て、ジム・カヴィーゼルの良さを再発見中*\(^o^)/* pic.twitter.com/vtfwm744Y9
— うさと (@yurirein) January 19, 2014
「オーロラの彼方へ」において、息子は母親よりも2歳ほどお兄さんでした。
息子ジャックを演じたジム・カヴィーゼルは、1968年生まれの52歳。
映画公開当時は32歳。
母親のジュリアを演じたエリザベス・ミッチェルは、1970年生まれの51歳。
映画公開当時は30歳でした。
親よりも年齢を重ねた子供が出てくるのも、ある意味「オーロラの彼方へ」の見どころかもしれません。
なお父親のフランクを演じたデニス・クエイドの年齢は、映画公開当時は46歳。
奥さん役のエリザベス・ミッチェルとは、16歳年離れた夫婦を演じたことになります。
・リメイクドラマ!「シグナル/時空を超えた捜査線」
2016年「オーロラの彼方へ」の、リメイクドラマ「シグナル/時空を越えた捜査線」が放送されました。
内容は基本的に映画版と同じ。違うのは、舞台が1999年から2016年になっていること。
無線で繋がった先の時代が、1969年から1996年と時代が進みます。
またジョンの役柄は、女性捜査官レイミーに変更。
フランクは映画と同じですが、職業は消防士から刑事になりました。
映画よりもサスペンス要素が高いドラマ作品です。
■まとめ
「オーロラの彼方へ」は映画レビューサイトで、高い評価を得ています。
練り込まれたストーリーはもちろん、親子との熱い絆は目頭が熱くなる思いです。
二度と会えないと思っていた人が目の前に現れたら、どんな話をするでしょうか。
会いたい人を思い浮かべながら映画を見れば、奇跡は起きるかもしれません。