(出典:https://video.dmkt-sp.jp/ti/10014009/referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F)

無線機から聞こえたのは、亡くなったはずの父親の声でした。


オーロラがきっかけとなり、時を超えた親子が再会します。


2000年に公開された映画「オーロラの彼方へ」の、ネタバレありあらすじを紹介。


家族って良いものだと、改めて思える映画となっています。

■登場人物の紹介

ジョン・サリヴァン

1999年時点で36歳。殺人事件を担当する刑事です。


30年経っても、父親の死に深い傷を負っています。通称「チビ隊長」。

フランク・サリヴァン

ジョンの無線相手。


彼の正体はジョンの父親で、消防士。1969年に火災事故で死亡してしまいます。

ジュリア・サリヴァン

ジョンの母親。看護師として勤務。


未来が変わった世界で、殺人事件の被害者になってしまいました。

■無線とオーロラが起こした奇跡!「オーロラの彼方へ」の内容紹介

1999年ニューヨークに、突如発生したオーロラ。


30年ぶりの現象です。


オーロラがもたらしたのは、父と子の奇跡の物語でした。

起:オーロラが出た日

出典:https://www.imdb.com/title/tt0186151/mediaviewer/rm945726465/

警察官のジョン・サリヴァンは、古い無線機を発見します。


火災事故で亡くなった父親が愛用していた、無線機でした。


無線機から聞こえてきたのは、懐かしさを覚える優しい男の声。


男は、30年前に開催された野球の試合を「これから起きる未来」として語りだしました。


男の名前は、1969年にいるフランク・サリヴァン。


30年前に倉庫火災事故で亡くなった、ジョンの父親でした。


フランクにとって、30年前の試合は未来に起きる話です。

承:時を超えた親子の再会!

ジョン「息子」と名乗り、翌日に発生する倉庫火災に気をつけるように説得します。


当然ながら、フランクは信じません。


ところが翌日、ジョンの言うとおりに倉庫火災が発生!


消防士のフランクは救命活動を続けるも、絶体絶命のピンチに陥りました。


フランクを救ったのは、1999年にいる息子です。彼は見事に生還しました。


その日の夜、フランクは30年後の世界にいる息子にコンタクトを取ります。


時を越えて30年ぶりに再会する父と息子。


1999年のジョンは、父親の優しい声を聞いて涙をこぼしました。

転:ナイチンゲール殺人事件

刑事のジョンが担当していたのは、ナイチンゲール殺人事件です。


30年前から次々と看護師が殺害。犯人はまだ捕まっていません。


ナイチンゲール殺人事件の被害者に、母親のジュリアが加わってしまいました。


フランクが生き残ったことにより、代わりにジュリアが犠牲になったのです。


ジョンとフランクはジュリアを守るため、時空を越えた共同捜査を開始。


トラブルはあったものの、ようやく犯人を探し出すことができました。


犯人の名前は、ジャック・シェパード。


本来なら医療事故で亡くなっていたはずですが、ジュリアの働きにより生き残っていたのです。

結:I’m still here Chief

自身の犯行を知られたジャック・シェパードは、サリヴァン家に侵入。


フランクを拘束した後に、ジュリアの寝室へ忍び込みました。


フランクは機転を利かせ、ライフル銃でジャックの手を吹き飛ばします。


1999年には、ジョンがジャックに襲われていました。


絶体絶命の中救ったのは、30年年老いた父親のフランク。


「I’m still here, Chief(私はここにいるぞ隊長)」とフランク。


30年ぶりの対面再会を果たした親子は、熱い抱擁を交わしました。


空に浮かんでいたオーロラは消滅し、1969年に交信することはできません。


たとえ過去に交信しなくても、家族とはいつでも会えます。


サリヴァン一家は誰1人欠けることなく、平和に草野球を楽しむのでした。

■「オーロラの彼方へ」の裏話!

・正に命がけ!火事シーンの裏側!

映画前半で繰り広げられる火災シーンで、フランク役のデニス・クエイドは16針縫う怪我を負ってしまいました。


怪我の原因は、ノーヘルだったからと思われます。


フランクは倉庫から脱出する際、窓からヘルメットを投げました。


もしもヘルメットを脱がなければ、怪我は防げたかもしれません。


ちなみに、火災事故シーンに登場したエキストラ消防士は、全員本物の消防士です。

・出演者の本当の年齢は?母親は息子よりも年下!?

「オーロラの彼方へ」において、息子は母親よりも2歳ほどお兄さんでした。


息子ジャックを演じたジム・カヴィーゼルは、1968年生まれの52歳。


映画公開当時は32歳。


母親のジュリアを演じたエリザベス・ミッチェルは、1970年生まれの51歳。


映画公開当時は30歳でした。


親よりも年齢を重ねた子供が出てくるのも、ある意味「オーロラの彼方へ」の見どころかもしれません。


なお父親のフランクを演じたデニス・クエイドの年齢は、映画公開当時は46歳。


奥さん役のエリザベス・ミッチェルとは、16歳年離れた夫婦を演じたことになります。

・リメイクドラマ!「シグナル/時空を超えた捜査線」

2016年「オーロラの彼方へ」の、リメイクドラマ「シグナル/時空を越えた捜査線」が放送されました。


内容は基本的に映画版と同じ。違うのは、舞台が1999年から2016年になっていること。


無線で繋がった先の時代が、1969年から1996年と時代が進みます。


またジョンの役柄は、女性捜査官レイミーに変更。


フランクは映画と同じですが、職業は消防士から刑事になりました。


映画よりもサスペンス要素が高いドラマ作品です。

■まとめ

「オーロラの彼方へ」は映画レビューサイトで、高い評価を得ています。


練り込まれたストーリーはもちろん、親子との熱い絆は目頭が熱くなる思いです。


二度と会えないと思っていた人が目の前に現れたら、どんな話をするでしょうか。


会いたい人を思い浮かべながら映画を見れば、奇跡は起きるかもしれません。

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