出典:https://www.imdb.com/title/tt0099653/mediaviewer/rm1845043712/


大好きな人を何が何でも守り抜く。たとえ死んでゴーストになったとしても……。


1990年に公開されて以降、ロマンチックな内容で観客達のハートを撃ち抜いた映画「ゴースト」。興行収入61億円の大ヒットとなりました。


今回は映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の、ネタバレありあらすじをご紹介します。

■登場人物紹介

・サム

温厚な性格の銀行員。モリーと幸せな時を過ごしている最中に強盗に遭遇。ゴーストになっても、最期までモリーを見守りました。

・モリー

新進気鋭の陶芸家。サムから「愛している」という言葉が聞けず、不満気味。

・オダ・メイ

インチキ霊媒師。祖母と母親は霊感があったものの、なぜかオダ・メイだけは霊感なし。しかしサムと会ったことにより、幽霊の声だけは聞こえるようになりました。

・カール

サムの親友。恋人を亡くして落ち込むモリーを優しく気遣います。

■ハンカチ必須!「ゴースト/ニューヨークの幻」のあらすじ

古びたアパートを改装している最中で見つけた、古い1ペニー銅貨。


銀行員のサムとモリーは、深く愛し合っている仲です。


ところが幸せは長く続かず、サムは強盗により銃殺されます。


ゴーストになったサムの運命はどうなるのか?


ハンカチ必須です。

起:サムとモリー

サムとモリーは、深く愛し合っている恋人同士です。


2人は最高のパートナーですが、唯一の欠点はサムから「愛している」の言葉がないこと。


「愛している」の代わりに「Ditto(同じく)」と返して、いつもはぐらかしていました。


さらにサムが勤めている銀行で、不正な入金が発覚。暗証番号を変更し、入金の出どころを探っていました。


親友のカールは仕事熱心のサムをたしなめ、モリーとデートに向かうように差し向けました。

承:ゴーストになったサム

デートの帰り道、サムとモリーは強盗に襲われます。


モリーは何とか助かりましたが、サムは強盗の銃弾に倒れてしまいました。


死んでゴーストになったサムはモリーに話しかけるも、彼女の耳には届きません。


そんな中、サムはインチキ霊媒師のオダ・メイと知り合いました。


オダ・メイはサムの姿は見えませんが、声だけは聞こえます。


サムはオダ・メイを介して、モリーにメッセージを伝えます。


しかし死んだサムが幽霊になっていると言われても、信じるわけがありません。


さらにオダ・メイは前科持ちの詐欺師だったのです。

転:黒幕

サムを殺害した黒幕は、親友のカールでした。


カールと強盗は裏で繋がっていたのです。


カールは麻薬組織から大金を受け取り、架空の口座へ移していました。


そして、架空の口座から麻薬組織へと流そうとしていたのです。


要はマネーロンダリング。


サムはマネーロンダリングの兆候を察知してしまったがため、殺されてしまったのです。


事実を知ったサムは、反撃に出ます。


オダ・メイの協力を得て、カールが入金した大金を引き出しました。


お金を引き出されたと知ったカールは大激怒!


オダ・メイの家に襲いかかるも、サムの活躍により難を逃れることができました。


次に狙われるのはモリーです。

結:Unchained Melody

サムとオダ・メイは、モリーに危険を報せます。


モリーは疑ったものの、お守りの1ペニーの働きによりゴーストになったサムの存在を感じました。


そんな中、カールがやって来ます。


モリーとオダ・メイは、屋根裏部屋へと逃げます。絶体絶命の中、サムが登場して2人は助かりました。


モリーは、もう大丈夫です。


未練がなくなったサムに、光が降り注ぎます。


光によりモリーとオダ・メイの前に、サムが現れました。


サムとモリーは、最期のキスを交わします。


キスを交わした後、サムは光の中へと消えていきました。

■「ゴースト/ニューヨークの幻」の見どころと裏側!幽霊はつらい!

観客達の涙腺を決壊させた映画「ゴースト/ニューヨークの幻」。


映画の裏側は、ハプニングの連続でした。


「ゴースト/ニューヨークの幻」の見どころと裏側について、ご紹介します。

・白い息禁止!寒さに耐えたサム

出典:https://www.imdb.com/title/tt0099653/mediaviewer/rm2102564865/

サム役を演じたパトリック・スウェイジは、撮影中に口の中に氷を入れていたそうです。


撮影当時のNYは、極寒!


どんなに気をつけていても、白い息はどうしても出てしまいます。


幽霊が白い息を出すのは、ご法度です。


そこで氷を口に含み、白い息を封じて撮影に取り組んだそうです。


極寒の中で氷を口に含めば、幽霊でも寒いでしょう。


幽霊は辛い

・モリーのショートカットは監督もびっくり!!

出典:https://www.imdb.com/title/tt0099653/mediaviewer/rm3310458881/

映画「ゴースト」でモリー役を務めたデミ・ムーア。


彼女のショートカットは印象的ですが、監督にとってはびっくりの出来事でした。


「ゴースト」の前に出演した映画「俺たちは天使じゃない」でのデミ・ムーアは、ロングヘアでした。


監督のジェリー・ザッカーは、デミ・ムーアがロングヘアで来ると確信。


しかし撮影に入ると、デミ・ムーアはショートカット姿に大変身!


監督はかなりびっくりしたのは、言うまでもありません。

・オダ・メイ役は別人が予定されていた?

出典:https://www.imdb.com/title/tt0099653/mediaviewer/rm3276904449/

映画「ゴースト」で、オダ・メイ役を務めたウーピー・ゴールドバーグは、アカデミー賞助演女優賞を獲得しました。


ところが、当初オダ・メイをウーピー・ゴールドバーグが演じるかどうかはわからない状況だったのです。


当時は超売れっ子女優。


スケジュール関係上、オダ・メイを演じるのは無理がありました。


そんな中、助け舟を出したのがサム役のパトリック・スウェイジ。


彼は大のウーピー・ゴールドバーグファンで、彼女が出なかった主役を降りるとまで言ったほど。さらに、たまたま偶然にも、スケジュールの都合がついたのも大ラッキーです。


オダ・メイは、ウーピー・ゴールドバーグしか考えられません。

■まとめ

映画が公開されたのは、30年ほどまえのことです。


古い映画ではありますが、今見ても色褪せることはありません。


死んでも愛する人を守りたい気持ちは、何よりも尊いものです。

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