出典:https://eiga.com/movie/84622/gallery/2/


25年前に行方不明になった少年は、Google Earthで生まれ故郷を探しました。


映画の中だけの話と思いきや、実際にあった話です。


「LION/ライオン -25年めのただいま-」の、ネタバレありのあらすじをご紹介します。


まさしく事実は小説より奇なりです。

■登場人物紹介

・サルー

5歳で兄と別れたきり迷子になった少年。


オーストラリアの家に引き取られるも、心のどこかで故郷のインドを忘れられずにいました。


・ルーシー

大学で知り合ったサルーの恋人。


サルーの境遇を聞き、故郷探しに協力します。

・ブライアリー夫妻

迷子になっていたサルーを養子に迎え入れた、ジョンとスーの夫妻。


オーストラリアの大地で、夫婦はサルーを愛情いっぱいに育てました。


子供ができないから養子を受け入れたのではなく、最初から養子をもらうつもりでいたのです。


傷ついた子供を救うためです。

■「LION/ライオン -25年目のただいま-」のあらすじ!ネタバレあり

映画で描かれているのは、全て実話。


「LION/ライオン -25年めのただいま-」は、愛情たっぷりの素敵なお話です。

起:迷子のライオン

1986年。


インドのガネストレイという村に住む5歳の少年サルーは、大好きな兄と離れ離れになりました。


彼は見知らぬ電車に乗ってしまったがため、自分の家がどこにあるのかもわかりません。


言葉も通じず、大人に助けを求めてもどうしようもない状態です。


あてもなくフラフラしていると、ヌーレと名乗る女性に保護してもらいました。


ヌーレの正体は、人身売買斡旋業者。


サルーは命の危険を感じて、ヌーレから脱走!


そして再び、インドの街を彷徨います。


2ヶ月後、サルーは親切な青年に声をかけられ警察に保護されました。


警察から孤児院へ。


そして孤児院から、オーストラリアへ向うことになりました。

承:オーストラリアの家へ

オーストラリアの家で出会ったのは、ジョンとスーのブライアトリー夫妻です。


ブライアリー夫妻はサルーを受け入れ、本物の息子のように大切に育てました。


オーストラリアの家に来るまで、過酷な環境下にいたサルー。


彼の身に何が起きたのかを考えると、胸が痛くなります。


でもサルーの身に何が起きたのか、夫婦は無理に聞こうとはしませんでした。


ブライアリー夫妻は、インドの孤児であるマントッシュも養子に迎え入れます。


マントッシュは気性が激しく、夫妻も手を焼く始末です。

転:Google Earthで探す僕の家

出典:https://eiga.com/movie/84622/gallery/4/


20年後。


サルーは立派に成長して、メルボルンの大学に通うようになりました。


大学でルーシーという素敵な恋人とも出会い、人生は順風満帆。


しかし心のどこかでは、生まれ故郷であるインドのガネストレイが気になっていました。


友達のアドバイスを頼りに、Google Earthで生まれ故郷のガネストレイを探します。


しかし「ガネストレイ」という地名は、インドのどこを探してもありません。


インドはあまりにも広すぎました。探しても探しても見つかりません。


そんな中、Google Earthで見覚えのある土地が目に入りました。


子供の頃、いつも遊んでいた場所が。


次々と記憶にある場所がGoogle Earthに写ります。


そして、生まれ故郷の場所を見つけました。


村の名前は「ガネッシュ・タライ」。ガネストレイです。

結:帰ってきたライオン ただいま

サルーは、25年ぶりにインドへ降り立ちました。


向う場所はカンドワにある「ガネッシュ・タライ」です。


ガネッシュ・タライで、25年ぶりに母親と再会しました。


母親はいつか必ず息子が帰ると信じ、同じ場所に住んでいたのでした。


例え家を失っても。


サルーは自分の故郷である「ガネッシュ・タライ」を「ガネストレイ」と、間違って記憶していました。


そして本人の名前も、間違って記憶していたのです。


彼の本当の名前はシュルテゥ。


意味は「ライオン」です。

■事実は映画よりも涙!「LION/ライオン -25年めのただいま-」

映画はとても感動的で、観た人の涙腺を次々と決壊させました。


サルーは母親と再会してめでたしとなりましたが、話には続きがあります。

・「25年目のただいま」のその後の物語

出典:https://writingstudio.co.za/lion-an-incredible-true-story-about-mothers-and-the-primal-urge-to-find-home/


映画には、ドラマチックな出会いが2つ描かれていました。


1つは産みの母親とサルーとの再会。


そしてもう一つは、サルーの産みの母親カムラと育ての母親スーとの出会いです。


2人の母親の出会いを仲介した人物こそ、サルー・ブライアリーでした。


カムラはスーに、息子を育ててくれたことに感謝の言葉を告げたそうです。


映画外でも、ドラマチックな出会いがありました。


スー役のニコール・キッドマンと、少年サルー役のサニー・パワールです。


2人の関係性は、本物の親子と言っても差し支えはないでしょう。


メイキングでは、サニー・パワールと一緒に過ごすニコール・キッドマンの姿を見ることができます。

サニー・パワール君の凄まじさ!驚異の少年!

サニー・パワールを一言で表すのなら、天才です。


サニー・パワールは、サルーの少年時代を演じました。


セリフがなくても、サルーの気持ちを表情で表現。


大人の俳優でも、簡単にできるものではありません。


赤ちゃんの頃から俳優経験を積んだ大ベテランと思いきや、初めての映画出演です。


彼はムンバイの貧しい地域に住んでいた少年です。


大抜擢されたサニー・パワールの演技は、毒舌批評家達からも絶賛!


将来は、エンタメ業界を担う大スターになるかもしれません。

インドのストリートチルドレン!命の危険にある子供達

「LION/ライオン -25年めのただいま-」の映画は、辛い目に遭っている子供達へのメッセージでもあります。


サルーのように、毎年インドで行方不明になる子供は8万人以上です。


8万という数字はわかっている範囲の話。


実際は倍以上の子供達が、姿を消していても不思議ではありません。


姿を消した子供達の多くは、大変過酷な状況下においやられます。


ブラック企業で休み無く働かされるのは、まだ序の口かもしれません。

■まとめ

映画には2人の素敵な母親が登場します。


産みの親と育ての親です。


2人の母親は、サルーを心の底から愛しました。


25年ぶりに産みの親と再会できたのは、愛情によるものでしょう。


映画では良いことばかりではなく、現実もしっかり描いていました。


子供達が行方不明になる現状は、胸が痛くなります。


子供達が家族と再会して幸せに暮らせるように、心から祈るばかりです。

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