出典:https://www.disney.co.jp/studio/animation/0911.html

個性豊かなモンスター達が活躍する映画「モンスターズ・インク」。


「ソウルフル・ワールド」のピート・ドクターが手がけた物語は、90億円以上の興行収入となりました。


大ヒットとなったピクサー映画「モンスターズ・インク」の、ネタバレありあらすじをご紹介します。

登場怪物&人物紹介

・サリバン

会社「モンスターズ・インク」で業績No1の毛むくじゃらモンスター

・マイク

サリバンの大親友。


サリバンの業績を支える、ギョロ目モンスター

・ブー

モンスターワールドに紛れ込んだ2歳~3歳の、人間の女の子。


サリバンを「にゃんにゃん」と呼び、懐いてきました。

・ランドール

サリバンのライバル。


モンスターズ・インク業績No2のカメレオンモンスター

起:恐怖をエネルギーに変換!モンスターズ・インク

モンスター達が住む「モンスターワールド」の生活を支えているのは、子供の悲鳴エネルギーでした。


悲鳴エネルギーを収集して街に供給している会社が、モンスターズ・インク。


悲鳴収集担当モンスターは、ドアを通して子供部屋へ侵入。


子供達を脅かして、悲鳴を集めているのです。


ドアは会社の格納庫にあり、ドアを通れば世界どこの国の子供部屋も一瞬で行くことが可能となっています。


しかし子供の悲鳴を集めるのは、命がけ!


しかも、最近の子供はあまり驚かないので、エネルギー不足に陥っていました。

承:ブー登場!モンスターズ・インク大ピンチ!

サリーは、子供の悲鳴収集率No1を誇る社員です。社長からも絶大な期待を寄せられていました。


ある日のこと、サリーは人間の子供ブーと遭遇してしまいます。


モンスターにとって、子供は恐怖の対象!子供に触れると死んでしまうほどです。


当初は怖がっていたサリーと相棒のマイク。


ブーをモンスターに変装させて、モンスターズ・インクへと向かいます。


他の社員に見つからないように、ブーを匿うサリーとマイク。


彼女と行動を共にすることにより、次第に情が湧いて出てきました。

転:真相

サリーのライバルであるランドールと、モンスターズ・インクの社長はグルでした。


ランドールはブーを誘拐し、無理やりエネルギーの元になる悲鳴を吸収しようとしていたのです。


モンスターワールドは、エネルギー不足に陥っていました。


エネルギー不足を解消するため、子供達の誘拐をたくらんでいたのです。


サリーとマイクは協力し、ランドールと社長の陰謀を暴露。


そして無事にブーを家に帰すことができました。


ブーの帰宅は、サリーとブーの永遠の別れを意味しています。

結:怒りに変わる超エネルギー

社長は失脚。


会社は閉鎖。モンスターワールドのエネルギー源は、絶たれてしまいました。


悲鳴エネルギーはなくなったものの、代わりとして「お笑いエネルギー」が登場。


子供達の笑いエネルギーは、悲鳴エネルギーの10倍です。


会社は以前よりも活気づいたものの、サリーは寂しさを抱いていたのです。


ブーに会えなくなった寂しさは、どんなに時間が経っても拭いきれるものではありません。


そんな中、マイクから贈られたのはブーの部屋につながるドアでした。


サリーはブーの部屋のドアを開けます。すると、部屋からはブーの元気な声が聞こえたのでした。

■「モンスターズ・インク」の裏側!と見どころ!

数あるピクサー作品の中でも、特に人気が高い「モンスターズ・インク」。


映画はどうやって作られたのでしょうか?


「モンスターズ・インク」が挑んだ技術や、幻の「モンスターズ・インク」もご紹介します。

毛むくじゃらのモンスターの描写は挑戦的な試みだった!

出典:https://www.imdb.com/title/tt0198781/mediaviewer/rm886348033/

サリーの体は大きく、全身毛で覆われています。


もしCGに少しでも知識があるのなら、サリーの体は別の意味で恐ろしいかもしれません。


CGで毛を描くのは、かなり難しいこと。


1本1本「植毛」しなければならず、しかも1本1本に動きをつけなければいけません。


サリーだけでも、毛の本数は300万本。作業を考えるだけでも、どっと疲れが出てきます。


そこでピクサーは、キャラの動きを自動的に計算する技術を開発しました。


例えばサリーが手を挙げる動作をした場合、毛がどういう風に動くのかを自動的に計算してくれるものです。


技術を使えば、300万ある毛1本1本に動きをつける必要はありません。


「モンスターズ・インク」で生み出された技術は、後の作品にも大きな影響を与えたほどです。

ピクサー流!物語の作り方

出典:https://www.imdb.com/title/tt0198781/mediaviewer/rm3737639425/

「モンスターズ・インク」だけでなく、ピクサーは数多くの素敵な物語を紡いできました。


ピクサー流の物語の作り方は、ストーリーボードを使います。


ストーリーボードとは、各シーンが描かれた絵を並べて検証することです。


スタッフの前でストーリーを発表し、意見を出し合って形にしていきます。


スタッフからアイデアが出れば積極的に採用。


アイデアが出る度に、何回も何回もストーリーボードを作ります。


1つの物語を生み出すにはかなり時間がかかり、「モンスターズ・インク」の場合は5年もかかったそうです。

幻のモンスターズ・インク!主人公はだめ社員

何回も何回も物語を書き直し生まれた映画「モンスターズ・インク」。


当初は、全く違う話でした。


人間の子供を脅してエネルギーを蓄えるのは、映画と同じ。


違うのは登場人物ならぬ、登場怪物の設定です。


映画版の主人公は超できる社員ですが、元はダメダメ社員の設定でした。


ブーの役割を担っていた女の子は、小学生ぐらい。ブーよりも少しお姉さんです。


人間とモンスターはコンビを組み、子供達を脅かしていきます。

■まとめ

7月9日からはDisney+で、新作「モンスターズ・ワーク」が配信!


主人公は、サリーが社長になった会社の新入社員。


新入社員は憧れの部署ではなく、変わり者が所属する部署に配属されました。


サリー・マイクなど、毎度おなじみのキャラクターも登場!


「モンスターズ・インク」を楽しんだ後には、新作を楽しみましょう。

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