出典:https://www.imdb.com/title/tt0317705/
保険会社勤務のボブ・パーは、毎日のように上司に怒られているダメおやじ。
彼の正体は、かつてはMr.インクレディブルとして活躍したヒーローでした!
2004年に公開し大ヒットしたピクサーアニメ「Mr.インクレディブル」。
ネタバレを含む内容と、制作裏話もご紹介します。
■登場人物紹介
This is going to be Incredible! #Incredibles2 #MrIncredible #Frozone #Elastigirl #EdnaMode #MrsIncredible #Incredibles #DLR #WDW #DLP #DisneylandParis #Disneyland #WaltDisneyWorld #IncredibleSummer #ミスターインクレディブル #ミセスインクレディブル #フロゾン #エドナモード pic.twitter.com/urQzTm4J1O
— 360° of Disney (@360DegreesofDis) June 14, 2018
訳:すごいことになっちゃった!
ロバート(ボブ)・パー/Mr.インクレディブル
出典:https://www.pinterest.jp/pin/222154194099143255/
保険会社勤務のさえないサラリーマン。
かつては、強靭な体とパワーを持つヒーローMr.インクレディブルとして、活躍したヒーローでした。
ヘレン・パー/イラスティガール
ボブの奥さん。
専業主婦。
伸縮自在の体の持ち主。
ヴァイオレット
パー家の長女。
自らの体を透明化・バリア能力の持ち主。
ダッシュ
パー家の長男。ヴァイオレットの弟。
超速スピードが自慢。
ジャック・ジャック
パー家の次男。赤ちゃん。
家族で唯一力を持っていないはずが…。
ルシアス
ボブの親友。
パー一家とも仲良し。
ミラージュ
ボブを誘う謎の美女。
バディ・パイン/シンドローム
かつてはMr.インクレディブルの大ファンだった少年。
Mr.インクレディブルに近づき過ぎたがために邪見に扱われ、恨みを抱くようになる。
■Mr.インクレディブルのネタバレあらすじ!
一昨日昨日は雨の中のイン。
— つっちー@Dあか (@tsuchi_disney) March 4, 2019
いくつか並べた整列グリの中で、初体験だったのがこちら…インクレディブル夫妻の整列グリ!
フリグリで出てるのは時々見かけるけど、整列でペアグリって(・ω・;;)w
僕自身はこの2人を撮るのも初めてだったよ←#ディズニーランド #インクレディブル pic.twitter.com/NCo5YRMPDM
誰しもが憧れるスーパーヒーローMr.インクレディブル!
しかしヒーロー活動に不満を持つ市民も少なくありません。
スーパーヒーローは引退に追いやられ、一般人と同じ生活を強いられます。
一般人となったヒーローは、どんな生活を送ることになったのでしょうか?
起:活躍の場を失ったヒーロー達の今
Mr.インクレディブルことロバート(ボブ)パーは、保険会社に勤務。
しかしヒーロー時代が忘れられず、家族に内緒で友人のフロゾと共にヒーロー活動に勤しんでいました。
ある日のこと、ボブは勤務している保険会社をクビになります。
クビのことは、妻のヘレンには言えません。
そんな彼の元に、「ミラージュ」と名乗る女性からメッセージ。
「開発中のロボットが暴走し、止めて欲しい」と。
ミラージュの元に向かうボブ。
彼女の指示は、孤島で暴れている戦闘ロボットを食い止めることでした。
ボブは久しぶりのヒーロー活動で苦戦しつつも、何とか戦闘ロボットを止めることに成功しました。
承:家族には内緒!順風満帆のヒーロー活動
孤島の件以降、ボブはミラージュと契約。
念願のヒーロー活動と収入を得て、大満足です。
さらに昔馴染みのエドナ・モードから、新しいヒーロースーツを慎重。
しかし全てが罠。
黒幕はかつてMr.インクレディブルの大ファンだった、シンドローム。彼はヒーロー達の力を戦闘ロボットに組み込み、街を破壊。
そして自らがヒーローとなって立ち向かい、称賛を浴びようとしていたのです。
ボブは真実を掴むも、シンドロームに捕らわれてしまいました。
一方ヘレンは、ボブの変化に浮気を疑います。手がかりを求めてエドナの元へ。
ボブが仕事をクビになっていたこと、そして今は孤島にいることを掴みます。
転:ボブを救え!家族総動員!
ヘレンはボブを追って孤島へ。
ダッシュとヴァイオレットの2人の子供達も、母親の後を追いかけます。
末っ子のジャック・ジャックは、ベビーシッターと共にお留守番です。
ヘレンは、単独でボブ救出へ。
子供達は洞窟に身を隠すも、洞窟から戦闘ロボットが搭載されたロケットが発射。
2人は急いで洞窟から脱出し、追われる身となりました。
両親は子供達を救出。しかし一家はシンドロームに見つかり、再び捕らわれの身となります。
結:街を救え!Mr.インクレディブル!!
出典:https://www.empireonline.com/movies/reviews/incredibles-review/
一家はミラージュの助けもあり、孤島の基地を脱出。
ロケットで街へと向かいます。街は戦闘ロボットが大暴れ。
シンドロームの壮大なヒーローごっこは、失敗に終わってしまいました。
一家総動員で、制御不能になったロボットに立ち向かいます!
ヒーロー仲間だったフロゾも駆けつけ、何とか制圧に成功!
街はMr.インクレディブル一家によって救われたのでした。
一家の活躍が面白くないのは、シンドローム。
お留守番中のジャック・ジャックを人質にして、一家を脅迫します。
ジャック・ジャックは一家で唯一、パワーを持っていない赤ちゃんです。
絶体絶命の大ピンチと思いきや、ジャック。ジャックはパワーを発揮!
大ピンチを切り抜けます。
シンドロームの野望は潰えて、平和が到来した街。
しかし悪者は、シンドロームだけではありません。
地下からは「アンダーマイナー」と名乗る悪党が登場!
Mr.インクレディブル一家は、ヒーローとして今日も悪に立ち向かうのでした。
■Mr.インクレディブルの裏側!影の功労者はユニヴァーサル・マン?
「Mr.インクレディブル」は、CGアニメに大革命を起こしたといっても過言ではありません。
知られざる「Mr.インクレディブル」の裏側をご紹介します。
・ピクサーに降臨したブラッド・バード!
ブラッド・バード監督の撮る、ガジェットを使ったアクションが大好き🎵
— ウッチャン (@bluedropss) June 28, 2020
だからクリストファー・マッカリー監督も大好きだけど、もう一度ブラッド・バード監督にミッション・インポッシブル撮ってもらいたいんだよなぁ☀️#Mrインクレディブル#インクレディブルファミリー #ミッションインポッシブル pic.twitter.com/7Mf4es91Ye
「Mr.インクレディブル」の脚本と監督を務めたのは、ブラッド・バード。
本作で、3DCGアニメに初めて関わることになります。
ブラッド・バードが「Mr.インクレディブル」でこだわったのが、ヒーローとしての在り方です。
子供達が喜んでみるヒーロー番組。
番組に登場する悪者達の悪事は、一種の「子供のいたずら」程度です。
しかし本物の悪者は、いたずらでは済まされません。
時には子供達にも、残虐行為を平気でおこないます。
ブラッド・バードは、子供向け映画であっても現実を盛り込みました。
現実を織り込んだことにより、映画は子供だけではなく大人達からの評判も高くなっています。
・CGで人間を描くのはかなり難しい!
トイストーリー作品はCG技術の発展映画なんですよ
— のだの映画垢 (@eiganoaka1) February 28, 2020
CGで人を描くとプラスチックっぽく不気味と感じるから
おもちゃの話にしたのは有名な話だけど、
初期の頃は持ち主の象徴としか描かれなかったアンディがCG技術の成長により、
がっつり表舞台に立ち、彼の人間性まで描かれるのが最高にエモいんですよ pic.twitter.com/CNpEBTm2RR
もしCGに詳しい人が「Mr.インクレディブル」を見たら、技術力に驚き倒れるかもしれません。
今でこそ、人間のCGキャラクターは当たり前になりました。
簡単にできるだろうと思われるでしょうが、そんなに甘いものではありません。
映画公開から16年経った2020年でも、CGで人間を作るのは難しいのです。
人間を作るだけでも難しいのに、さらに動きを加えるとなると大変。
「Mr.インクレディブル」は、激しいアクションシーンがあります。
本作で見る3DCGアニメを一言で表すのなら、「神」です。
・エキストラ役はユニヴァーサル・マン
CG人間を1人作るだけでも、大変な作業。何百人単位のCG人間を作るとなると、考えるだけでも頭が痛くなります。
「Mr.インクレディブル」に登場するのは、メインキャラクターだけではありません。
ほんの数秒しか映らない、エキストラの方も登場。
人数はおよそ数百人。
数百人のエキストラも、全て作らなければならないのです。
そこで活躍したのが、ユニヴァーサル・マン。
CGキャラの基本モデルです。
スタッフはユニヴァーサル・マンの体や顔つきを変化させて、エキストラを制作しました。
本作に登場するエキストラの顔を注意深く観察すると、顔つきはどことなく似ています。
■ヒーローはいつの時代にも
Mr.インクレディブル観た~😎普通って何!?皆普通じゃないのに!って叫んでるお姉ちゃんの言葉がグサッときたなぁ…。敵が想像以上に某芸人さんに見えて顔がアップになる度に笑えてきてダメだった🤣コミカルでテンポよく進んでって、キャラクターも好きになるいい映画だった~!
— 汐 ➭🍁📖 (@si____o0608) November 24, 2020
「Mr.インクレディブル」の舞台設定は、1960年代。
懐かしさと新しさが混ざり合った時代です。
昔ながらのヒーロー映画要素を織り交ぜつつも、現代にも通じるテーマを盛り込んでいます。
「Mr.インクレディブル」はよくあるヒーロー映画ではなく、正義について真摯に向き合った映画なのです。