出典:https://eiga.com/movie/91131/


「パラサイト 半地下の家族」の結末は、誰も予想がつかない衝撃的なものでした。


アカデミー賞作品賞を受賞した映画だけのことはあります。


では衝撃的な結末とは、どんなものでしょうか?


「パラサイト 半地下の家族」のあらすじとネタバレを紹介します。


衝撃度が強いので、心臓の弱い方は注意して下さい。

■登場人物紹介

・キム一家


半地下に住む家族。映画開始当初は全員無職


ギテク


キム一家の家長。温厚な性格で自分から前に出ようとはしない。


チュンスク


ギテクの妻で、元陸上選手で色んな意味で強い女。


ギウ


キム一家の長男。大学浪人中ではありますが頭の回転は速く、家庭教師として実力がある。


ギジョン


キム一家の長女でギウの妹。美術の実力が高く、公文書偽造もお手の物。


・パク一家


高台に住むセレブ一家


ドンイク


パク一家の大黒柱でIT企業の社長。


ヨンギョ


ドンイクの妻。若くて美しい人物ですが、騙されやすい。


ダヘ


パク一家の長女。両親に不満を持つ。


ダソン


パク一家の長男でダヘの妹。天然な性格を装っている。

■「パラサイト 半地下の家族」のあらすじ!衝撃結末!

「パラサイト 半地下の家族」の結末は、誰も予測できない衝撃的なものでした。


半分地下に埋まっており、かびの臭いが漂う家に住むキム一家。


広々とした高台にあり、日差しが常に降り注ぐ豪邸に住むパク一家。


2つの家族が合流した時、見えてきたのは社会の闇です。

起:キム一家

半地下に住むキム一家。窓から見えるのは人の足。


時折酔っ払いが来て、粗相をしでかすことも珍しくありません。


家に太陽の光は入らず、台所には”台所コオロギ”が出没。


生活は厳しく、他人のWi-Fi電波でスマホを使う日々。


一家は、ピザ箱組み立ての内職で生計を立てていました。


ある日のこと、ギウはミニョクからお金持ち一家の家庭教師の話を持ち掛けられます。


上手く取り入れれば、収入は倍増です。


ギウは妹のギジョンの協力で書類を偽装。


「ケビン」と名乗り、パク一家の家庭教師として働くことになりました。

承:パク一家へ

出典:https://www.imdb.com/title/tt6751668/mediaviewer/rm1338533632/

ギウはチャンスとばかり、家族をパク一家で働けるように仕向けます。


ギジョンを「一流大学出のジェシカ」として、パク一家の長男ダソンの家庭教師に。


ギジョンは父親のギテクを運転手として引き入れました。


次のターゲットは、家政婦のムングァン。彼女が桃アレルギーであるのを利用し、桃から採取した粉末をムングァンに振りかけます。


家政婦のアレルギー反応を「結核」と勘違いしたヨンギョは、ムングァンをクビ。新たに、チュンスクを家政婦として雇いました。


キム一家は全員、パク一家の就職が決まったのです。

転:地下室に住む者

出典:https://www.imdb.com/title/tt6751668/mediaviewer/rm2225121281/

パク一家に入り込んだキム一家。


キム一家はパク一家がキャンプで留守をいいことに、豪邸で贅沢三昧です。


そんな中、元家政婦のムングァンが豪邸へ訪れました。


パク一家の豪邸にある地下室に、夫のグンセが住んでいるというのです。


パク一家は、地下室の存在を知りません。


そして同時に、ムングァンにキム一家の正体がバレてしまいました。


キム一家は、何とかしてムングァンとグンセを取り押さえます。


しかし災難は続き、大雨の影響でキム一家の家は水没。


とても住める状態ではありません。キム一家は避難生活を強いられるようになりました。

結:寄生虫

大雨の被害はどこ吹く風で、パク一家は誕生パーティーを開催。


しかし途中でグンセが乱入し、ギジョンを刺してしまいました。


チュンスクは激高し、グンセに襲い掛かります!


ドンイクは命の危険にさらされているギジョンよりも、失神しているだけのダソンが大事。


するとギテクの中で“何か”が崩れてしまい、包丁を持ちドンイクの胸に突き刺しました。


以降、ギテクの行方は誰もわかりません。


ギテクは、事件後パク一家の地下室に逃亡。


時折地上に出ては食べ物を調達し、生活していたのです。

■「パラサイト 半地下の家族」の見どころ

「パラサイト 半地下の家族」の見どころをご紹介します。


アジア映画初の快挙や、社会的な問題にも触れてみました。


・アカデミー賞作品賞受賞の大快挙!

「パラサイト 半地下の家族」がアカデミー賞作品賞を受賞したのは、世界の映画史に残る大快挙です。


英語以外の言語が作品賞にノミネートされたことは、過去に何回かはありました。


アジア映画も例外ではありません。


しかし壁は厚く、受賞には至りませんでした。


完全に英語以外の言語での受賞は、アカデミー賞92年の歴史において初!


「パラサイト 半地下の家族」の受賞がきっかけとなり、今後の映画は大きく変わるかもしれません。


・ソン・ガンホに外れなし

「パラサイト 半地下の家族」が話題になる前から、ギテク役を務めたソン・ガンホは注目されていました。


韓国映画好きの間で「ソン・ガンホに外れなし」が定着。彼が出演した映画は、いずれも高い評価を受けています。


日本に韓国映画を広めるきっかけとなった「シュリ」では、主人公の相棒役。


実話をもとにして描かれた映画「殺人の追憶」では、事件を担当する刑事役を務めました。


ちなみに監督は、「パラサイト 半地下の家族」と同じポン・ジュノです。


・臭いの謎

「パラサイト 半地下の家族」を語る際、「臭い」を無視することはできません。


映画で語られる臭いは、韓国社会における“格差”そのものです。


半地下の家に住むキム一家には、独特のカビ臭さが染みついています。


半地下を出ない限り、カビ臭さが取れることはありません。


しかし半地下の家を出るには、一定以上の収入が必要不可欠です。


一定以上の収入を得るには就職が近道ですが、韓国は超氷河期の真っ只中。


大学を出たからとはいえ、就職は保証されていません。


つまりキム一家が一定以上の収入を得るのは、不可能に近いことです。


「臭い」は、自分達ではどうすることもできない縛りとして描かれていました。

・現実に存在する格差社

映画に描かれた格差社会は、映画だけの話ではありません。


韓国の中だけの話ではなく、日本や世界も大きく関係しています。


21世紀になった現代でも、出世には学歴・家柄・出身がついてまわります。


実力が高くても学歴や家柄が伴っていなければ、世間に認められません。


各国は格差社会を解消するために対策に乗り出しているも、成果はゼロ。


日本では「働き方改革」として、どんな境遇の人でも多様な働き方ができるように務めてきましたが、格差は今も続いています。


格差社会は、世界が一丸となり早急に取り組まなければならない課題です。

■「パラサイト 半地下の家族」のまとめ

「パラサイト 半地下の家族」の内容は、現代社会に巣くう闇にメスを入れた意欲作です。


誰も手を付けようとしなかった闇にあえて突っ込んだ韓国映画の勢いは、あっぱれの一言。


アカデミー賞作品賞受賞も、納得です。

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